HIROY’s diary

定年後の京都移住を計画中

2020-01-01から1年間の記事一覧

定年京都移住2-78_養老先生

7月にNHKBSで「まいにち養老先生、ときどき まる 〜めぐる春」を見た。 2003年に「バカの壁」を著した解剖学者の養老孟司氏も今年83歳、生まれてから鎌倉に住む。 ご自宅は自然豊かな扇ヶ谷の山合いにあり坂道と階段を上る。 「この坂いつまで登…

定年京都移住2-77_ハマスタ観戦

10日前に横浜スタジアムで広島戦ナイターを観戦した。 今シーズンは神宮球場でベイスターズ戦を観たが、ホームゲームは初めてだ。 上限5千席でなかなかチケットが取れないため、ヤクルトもDeNAもファンクラブ会費を一部返還するらしい。 野球に限らな…

定年京都移住2-76_藤井二冠

10日前の王位戦第四局で、藤井聡太棋聖は木村一基王位をストレートで破り、18歳1ヶ月の最年少記録で二冠達成と八段昇格を決めた。 過去の記録は羽生善治九段と加藤一二三九段ということだ。 これで棋界8大タイトルを渡辺明名人・棋王・王将、豊島将之…

定年京都移住2-75_直木賞

文藝春秋の芥川龍之介賞2作と、文学賞繋がりで直木三十五賞の馳星周著「少年と犬」を続けて読んだ。 前者は高山羽根子著「首里の馬」と遠野遙著「破局」、平野啓一郎氏がラジオ深夜便で、三島由紀夫賞は1作品のため厳しい選考になるが、芥川賞は2作品可な…

定年京都移住2-74_芥川賞

NHKラジオ深夜便で、平野啓一郎氏が芥川賞選考委員会の様子を話していた。 受賞作を掲載する文藝春秋9月特別号を購入したが、読み応えがあった。 「コロナサバイバル」やジョン・ボルトンの記事、藤井棋聖に敗れた渡辺二冠のインタビュー、小川洋子さん…

定年京都移住2-73_ラジオ深夜便

8月は夏休みを取っても遠出はできず、深夜放送を聴く回数が増えた。 NHK「ラジオ深夜便」8月号を380円で購入し、番組表をチェックする念の入れようだ。 ミッドナイトトーク8, 9月のテーマは「そろそろ旅してみたい」、偶数月は山田邦子、為末大、…

定年京都移住2-72_神宮観戦

6月19日に無観客で開幕したNPBは7月10日から5千人の入場が可能になり、8月以降は収容率50%まで引き上げる予定が、コロナ感染拡大のため9月以降に先送りされた。 ハマスタ戦は抽選で入手できず、幸い神宮ナイターのチケットが取れたので、タイ…

定年京都移住2-71_還暦からの底力

本屋に行くと還暦の字がよく目に入る。 老後の趣味、人付き合い、お金、健康の大切さを説くものが多い。 講談社現代新書の出口治明著「還暦からの底力」は趣を異にし、歴史を縦軸、世界を横軸にした視点で日本の現状を考察、提言する。 著者は今年72歳、京…

定年京都移住2-70_共同幻想論

7月のNHK100分de名著は吉本隆明著「共同幻想論」、日大危機管理学部の先崎教授が解説する。 著者は1924年生まれ、軍国学生として戦争を経験し、戦後民主主義に疑問を呈し続けた市井の思想家で、作家吉本ばななの父である。 1968年出版の同…

定年京都移住2-69_田舎暮らし

宝島社の月刊「田舎暮らしの本」が好きでたまに眺める。 8月号の特集は「海の近くの300万円以下の家」〜 北海道から鹿児島まで海へ車で20分以内の家大集合!だ。 以前買った号は温泉物件特集だった。 村社会に馴染むのは難しそうだが、売り家情報を眺…

定年京都移住2-68_藤井棋聖

7月16日棋聖戦第四局、藤井聡太七段は渡辺明棋聖を破り、18歳の誕生日3日前に初タイトルを獲得、屋敷伸之九段の持つ18歳6ヶ月の最年少記録を30年振りに更新した。 14日の王位戦第二局も木村一基王位に逆転で連勝、高校生二冠の期待が高まる。 …

定年京都移住2-67_お金の授業

2月のNHKザ・ヒューマンに村上世彰氏が登場した。 通信制N高校投資部の特別顧問として、部員に株式投資の機会を与える課外授業のドキュメンタリーだ。 自分で考えた投資プランを顧問に説明し、ゴーサインが出れば村上財団から20万円の出資を受ける。 …

定年京都移住2-66_王位戦

コロナ禍で、7月の将棋タイトル戦が過密日程だ。 1日から王位戦が始まり、藤井聡太七段が木村一基王位に勝利した。 第二局は13, 14日、七番勝負で先は長いが、タイトル奪取を予感させる。 5日は叡王戦、豊島将之名人が永瀬拓矢叡王に先勝しての第二局…

定年京都移住2-65_ある男

最近は在宅勤務や時差出勤で朝寝坊できるので、中高生以来になるがラジオの深夜放送をよく聞く。 NHKラジオ深夜便は毎日23時05分から6時間、工藤三郎さんや桜井洋子さんなど懐かしい面々がアンカーに揃う。 6月初めに平野啓一郎氏がリモート出演し…

定年京都移住2-64_カント

6月のNHK100分de名著はカントの「純粋理性批判」、東京医科大学の西研教授が解説する。 1781年出版の同著は、近代哲学の二つの潮流、デカルト、スピノザの大陸合理論とロック、ヒュームのイギリス経験論を統合した書といわれる。 課題としては…

定年京都移住2-63_藤井七段

藤井聡太七段の勢いが止まらない。 6月23日の王位挑戦者決定戦で、棋聖の挑決と同じく永瀬拓矢二冠を下した。 アメバTVで観戦していたが、連敗した永瀬は淡々と10歳下の後輩の強さを認めていた。 ダブルタイトル戦となり、最年少記録にまた一歩近づい…

定年京都移住2-62_NPB開幕

コロナの影響で3ヶ月遅れたが、6月19日雨模様のなかNPBが開幕した。 移動時の感染リスクを抑えるため、セリーグは東西での集中開催、パリーグは同一カード6連戦が中心で、スワローズなどは開幕から15試合連続で神宮球場となる。 残念ながら夏の甲…

定年京都移住2-61_渡辺三冠

渡辺明三冠(棋聖、棋王、王将)が強い。 A級リーグを9戦全勝、豊島将之名人への挑戦権を得た。 次点の広瀬章人八段ですら5勝4敗、断トツの強さだった。 広瀬は33歳、2年前に竜王を獲得し、羽生を27年振りの無冠にした実力者だ。 36歳の渡辺は、…

定年京都移住2-60_将棋チャンネル

先月からケーブルテレビの囲碁将棋チャンネルを観るようになった。 早指し戦もいいが、トップ棋士による短いコマの解説番組が好きだ。 やはり天才達はキャラが濃いので、戦術はよく解らなくても、話しを聞くだけで楽しめる。 佐藤天彦九段は32歳、4年前羽…

定年京都移住2-59_NHK杯

ステイホーム中は将棋番組をよく観た。 NHK杯はトーナメント戦を休止しアーカイブス放送だった。 1988年度の大山康晴15世名人対羽生善治五段は65歳と18歳の対決、解説の森雞二王位は羽生を新人類代表と称し、同じ戌年で二回り違うという。 その…

定年京都移住2-58_平家物語

5月のNHK100分de名著は再放送の「平家物語」、ワキ方能楽師の安田登氏が解説し自ら朗読する。 能楽とは能と狂言の総称で、主役のシテ方、相手方で面を付けないワキ方、囃子方、狂言方により演じられる。 能には琵琶法師の紡ぐ平家物語の演目が八十…

定年京都移住2-57_長岡京

桓武天皇は平安京に都を開く十年前、784年に平城京から長岡京に遷都した。 不勉強で経緯を知らなかったが、日本史図録の位置図では、長岡京と平安京の内裏は直線で約10kmと近い。 僅か十年で同じ山背国の乙訓郡から葛野郡に再遷都した理由は、怨霊へ…

定年京都移住2-56_日本史図録

ステイホームで時間があるとき、山川出版社の詳説日本史図録を眺めた。 教材とはいえ、絵図や写真が370頁もあって税込946円とお安い。 中学、高校と日本史に興味が無く、殆ど勉強していないので知識も断片的だが、図録はそれらを繋ぎ合わせてくれる。 …

定年京都移住2-55_超訳般若心経

三笠書房知的生きかた文庫の境野勝悟著「超訳 般若心経 すべての悩みが小さく見えてくる」を読んだ。 般若心経は262文字、その要点は前文の「観自在菩薩」から「土一切苦厄」までの25字にあるという。 特に「照見五蘊(ごうん)皆空」、超訳では「頭の…

定年京都移住2-54_超訳菜根譚

三笠書房知的生きかた文庫の境野勝悟著「超訳 菜根譚 人生はけっして難しくない」を読んだ。 著者は栄光学園で長く国語科の教鞭を取った。 菜根譚の菜は野菜、根は大根、譚はお話のこと、中国明代末期に洪自誠が儒教、道教、仏教の教えを融合してまとめた処…

定年京都移住2-53_超訳自助論

学研の辻秀一著「自分を敬え。超訳・自助論」を読んだ。 著者は1961年生まれのスポーツドクター、慶応病院スポーツ医学研究センターを経て独立、メンタルセミナーを開催し著書も多い。 本書は1858年英国のサミュエル・スマイルズが著した「Self …

定年京都移住2-52_ゆらころん

道具に頼ってはいけない、と思うものの、ついテレビショッピングで「ゆらころん」と「ゆらこ」をセットで買ってしまった。 お腹引き締め腹筋サポートグッズ、という謳い文句で、前者は小さい座椅子に座って前後に揺らす、後者は小さい座布団の上に寝て腰を左…

定年京都移住2-51_やばい老人

PHP文庫さだまさし著「やばい老人になろう やんちゃでちょうどいい」を読んだ。 帯に、嫌われ憎まれることを恐れるな、この国の未来は老人にかかっている、とある。 さださんは今年68歳、歌手、作家として大ヒットメーカーだが、随分と誹謗中傷を受けて…

定年京都移住2-50_若者が..

海竜社の帯津良一著「若者がうらやましがる老人になってやろう」を読んだ。 著者は1936年生まれの外科医、ホリスティック(全体的)医学の第一人者とある。 がん治療の現場で生死に直面してきた経験から、最終的には生と死を分断せず統合した医療を目指…

定年京都移住2-49_人の名前が..

KKロングセラーズの松原英多著「人の名前が出てこなくなったときに読む本」を読んだ。 著者は1931年生まれ、まさに健康長寿の医師だ。 なぜ名前が出ないのか、そもそも顔と名前は記憶コースが違い、顔は脳の側頭野で長期記憶化され、名前は海馬の短期…