HIROY’s diary

定年後の京都移住を計画中

定年京都移住2-55_超訳般若心経

三笠書房知的生きかた文庫の境野勝悟著「超訳 般若心経 すべての悩みが小さく見えてくる」を読んだ。

般若心経は262文字、その要点は前文の「観自在菩薩」から「土一切苦厄」までの25字にあるという。

特に「照見五蘊(ごうん)皆空」、超訳では「頭の中に記憶された善と悪の考えは、もとは一切なかったんだ、と空っぽにすることができる」とある。

般若心経練習帳の訳をみると「認識の五蘊は空だとさとり、一切の苦を除きました」となる。

五蘊」とは、色、受、想、行、識の五つの蘊(悩みのタネ)のこと、「皆空」は、その悩みはどれも仮に生じた夢まぼろし、という意味だ。

般若心経で一番多い文字は「無色無受想行識」などの「無」で19字ある。

一切無であることを思い出すため、最上の真言マントラを唱える。

ギャテイ ギャテイ ハラギャテイ (さとりの岸辺を目指し、そこに往きし者よ)ハラソウギャテイ ボジソワカ(仏の国のさとりの岸辺に到達した者よ、皆に幸あれ)

f:id:HIROY:20200224133555j:image