定年京都移住3-85_定年後の居場所
朝日新書 楠木新著「定年後の居場所」を読んだ。
「定年後」や「定年後のお金」に続く新刊になる。
著者は今年67歳、京大法卒、日本生命を定年退職し、現在は神戸松蔭女子学院大学教授だ。
帯に「居場所はきっと見つかる」とある。
目次は 第一部「定年後のいま」①生涯現役 ②転身 ③コロナ禍から見たこと ④こころの居場所 ⑤お金と健康 ⑥地域・ご縁 ⑦故郷と家族 ⑧過去の自分に出会う 第二部「終着駅は始発駅」①居場所は足元に ②ほんとうの名前は何? ③偶然の出会い ④地元を愛する ⑤過去の自分と語る ⑥貯金は使い切る? ⑦死んで生まれ変わる ⑧How many いい顔 となる。
二部② で少し驚いたのが「楠木新」は芸名で、大学でも使っていることだ。
会社員時代に「ビジネスマン『うつ』からの脱出」を出版する際、当面は会社に伏せておきたかったそうだ。
芸名は「もう一人の自分」を創る有効な装置だという。