定年京都移住2-59_NHK杯
ステイホーム中は将棋番組をよく観た。
NHK杯はトーナメント戦を休止しアーカイブス放送だった。
1988年度の大山康晴15世名人対羽生善治五段は65歳と18歳の対決、解説の森雞二王位は羽生を新人類代表と称し、同じ戌年で二回り違うという。
その将棋連盟会長と新人王の一局は、素人目にも羽生の完勝だった。
もう一つは同年度の加藤一二三九段対羽生、加藤は脂の乗り切った49歳、解説の米長邦雄棋聖は45歳、ともに名人経験者だ。
こちらも羽生が呆気なく勝ってしまい、感想戦で米長が言った「ボーヤ強いね」は印象的だった。
加藤は4年前にスーパールーキー藤井聡太四段のデビュー戦でもプロ初勝利を献上したが、勝敗以上に62歳の年齢差が注目された。
将棋チャンネルでは藤井の奨励会時代の再放送があった。
プロ昇段を決めた西山朋花三段戦を自ら解説したものだ。