定年京都移住2-67_お金の授業
通信制N高校投資部の特別顧問として、部員に株式投資の機会を与える課外授業のドキュメンタリーだ。
自分で考えた投資プランを顧問に説明し、ゴーサインが出れば村上財団から20万円の出資を受ける。
損失が出ても部員に負担はなく、利益分は貰える。
その教科書の幻冬舎文庫「いま君に伝えたいお金の話」を読んだ。
昨年還暦を迎えた村上氏は、灘高、東大法学部、通産省を経て40歳で村上ファンドを立ち上げ、5千億円もの資産を運用した。
ホリエモンのニッポン放送株買い占めに絡むインサイダー取引で逮捕され、「お金儲けして何が悪いんですか?」の発言が物議をかもしたが、今はすっかり白髪で年月を感じる。
日本人は1800兆円のお金を持ち、その半分以上が銀行に眠っているそうだが、一方で赤字国債が1000兆円を超える。
お金に対するマイナスの意識を変えるために、社会貢献活動や夢を追うベンチャーに投資するという。