HIROY’s diary

定年後の京都移住を計画中

2020-01-01から1年間の記事一覧

定年京都移住2-108_21年予測

経済3誌の新年号で、2021年の予測記事を読み比べた。 見出しはダイヤモンド誌が「総予測」、日経ビジネス誌は「徹底予測」、プレジデント誌は「完全予測」で2021▶︎25と範囲が広い。 アフターコロナ時代と銘打ち、ワクチン接種の普及を前提に、緩…

定年京都移住2-107_競馬の教科書

馬券は闇雲に投票しても当たらないと分かったので、参考書を購入した。 この道50年の鈴木和幸著「競馬の教科書」だ。 まず馬券の種類から、単勝→1着を当てる、複勝→3着以内の1頭、馬連(馬複)→1・2着の組合せ、ワイド→1〜3着のうち2頭、3連複→1…

定年京都移住2-106_たのしい知識

朝日新書 高橋源一郎著「たのしい知識」〜ぼくらの天皇(憲法)・汝の隣人・コロナの時代〜を読んだ。 生涯で一番たくさん本を読んだのは、学生運動で逮捕され、東京拘置所にいた19歳の頃の7ヶ月、三畳の独房で12時間没頭したという。 なにを読んだかは…

定年京都移住2-105_ばんえい競馬

定年後の趣味の開拓、ということで3ヶ月程前から競馬を始めた。 インターネットでJRAや南関東地方競馬のライブ映像を見ながら、解説者の推奨を参考に投票する。 滅多に当たらないし、的中しても配当金が出資額を下回ったり、1着を当てても2着3着が外…

定年京都移住2-104_明王院

今月鎌倉の紅葉狩りに、建長寺半僧坊から十二所の五大堂明王院まで歩いた。 勝上獄展望台から鎌倉の街と相模湾を眺め、天園ハイキングコースの今泉台分岐より真言宗泉涌寺派覚園寺に下り、広い境内の紅葉を楽しんだ。 昼は大塔宮近くの蕎麦屋「鎌倉武士」で…

定年京都移住2-103_伊香保温泉

今月初めて伊香保を訪れた。 新幹線に乗れば比較的近いので、ペット同室可の宿を探し、ワンコを連れて行った。 高崎駅で途中下車して、散歩タイムを入れたのが良かったか、クレートの中で大人しくしていた。 上越線で渋川駅まで約30分、バスに乗り継ぎ20…

定年京都移住2-102_からだの講義

NHK出版 学びのきほんシリーズ 仲野徹著「からだと病気のしくみ講義」を読んだ。著者は大阪大学大学院医学研究科教授で今年63歳、関西弁で解説する。 講義の趣旨は、自己防衛として、最低限の体の仕組みは知っておいたほうがええんちゃいますか?という…

定年京都移住2-101_落語は処方箋

NHK出版 学びのきほんシリーズ 立川談慶著「落語はこころの処方箋」を読んだ。著者は今年55歳、26歳で脱サラ後立川談志師匠に入門、立川ワコールとして9年半前座を過ごし、二ツ目昇進を機に談慶に、40歳で真打となった。 出世は遅れたが、慶大卒初…

定年京都移住2-100_飛ぶ教室

NHKラジオ金曜夜の「高橋源一郎の飛ぶ教室」を時々聴く。 氏が選ぶ1冊の本の紹介とゲストとのトークが興味深く、小野文惠アナが尽きない話しの調整に腐心している。 よく存じ上げなかったが、氏は尾道市出身の69歳、作家、文芸評論家で明治学院大の名…

定年京都移住2-99_伊勢物語

先月のNHK100分de名著は「伊勢物語」、作家の高樹のぶ子さんが解説した。 不勉強で知らなかったが、作者不明、10世紀始頃の日本最古の歌物語にして在原業平の一代記、ということだ。 テキスト目次は、①みやびを体現する男 ②愛の教科書、恋の指南書…

定年京都移住2-98_浄智寺

先月歩いた天園ハイキングコースが気持ち良かったので、今月は葛原岡・大仏コースを選んだ。 山ノ内の臨済宗円覚寺派東慶寺をお参りし、近くに開店した北鎌倉ロースターカフェで朝食を取った。 苔むした石段を上ると浄智寺の唐様の鐘楼門に着く。 鎌倉五山第…

定年京都移住2-97_西芳寺苔寺

京都の世界文化遺産は、滋賀に跨がる延暦寺を含め17ヶ所、そのうち臨済宗西芳寺、通称苔寺は以前ブロンプトンで外周を走った。 同じ西京区の桂離宮参観に合わせ、往復ハガキで事前予約した。 13時開門まで時間があったので、近くの松尾大社を参詣し、重…

定年京都移住2-96_桂離宮

11月7, 8日と1年ぶりに京都を訪れた。 今回はGoToキャンペーンでお得だった。 到着後駅近くのホテルに荷物を預け、10時からの桂離宮参観に向かう。 事前に往復ハガキで宮内庁京都事務所宛に申し込んだが、コロナ禍で入場者を1日480名から16…

定年京都移住2-95_仁和寺竜王戦

11月7, 8日に竜王戦第三局が真言宗御室派総本山の仁和寺宸殿で行われ、後手の豊島将之竜王が羽生善治九段に逆転勝ち、2勝1敗とした。 12日に福島で開催予定の第四局は、羽生が帰京後に発熱、入院したため延期となった。 鹿児島での第五局が第四局と…

定年京都移住2-94_国宝100

小学館「和樂」12, 1月号を読んだ。 特集は「ニッポンの国宝100」、表紙の平等院「雲中供養菩薩像」と付録の琳派カレンダーに惹かれた。 01東照宮陽明門から100瑠璃光寺五重塔まで、奈良・京都以外の国宝も多く紹介されている。 サブテーマは「国…

定年京都移住2-93_西教寺

徳間書店タウンムック寺社厳選99には、明智光秀の菩提寺西教寺も紹介されている。 飛鳥時代に聖徳太子が創建したと伝わる大津の古刹で、天台真盛宗の総本山だ。 1年前ブロンプトンで訪れた坂本の日吉大社から「山の辺の道」を北にほど近い。 勉強不足で、…

定年京都移住2-92_上御霊神社

徳間書店タウンムック寺社厳選99には、左京区の崇道神社と上京区の上御霊神社が紹介されている。 両社とも非業の死を遂げた早良親王(桓武天皇の弟)を主祭神にお祀りする。 上御霊神社には策謀で亡くなった光仁天皇(桓武天皇の父)の皇后と皇太子も祀ら…

定年京都移住2-91_寺社99

徳間書店タウンムック「生涯に一度は参詣したい 日本の歴史を変えた寺社 厳選99」を読んだ。 半分位の寺社に参詣していたが、あまり由緒を知らず訪れた先も多い。 京都へ移住する前に、東北地方の古社名刹を巡りたい。 ムックには、歴史順に出羽三山神社、…

定年京都移住2-90_覚園寺

数年前に、みうらじゅん、いとうせいこうの新TV見仏記「鎌倉逍遥編」で、二階堂の真言宗泉涌寺派覚園寺を紹介していた。 先週鎌倉を散策がてら初めて訪れた。 大船からバスで半僧坊下まで上り、今泉台分岐から天園ハイキングコースへ、大平山展望台で一息…

定年京都移住2-89_仏像の世界

9〜10月のNHK趣味どきっ!は「仏像の世界」、駒澤大学の村松哲文教授とアイドルの和田彩花さんが案内した。 テキスト表紙は新薬師寺十二神将立像の宮毘羅大将だ。 各大将は7千の従者を率いるので、計84千のお供とともに薬師如来をお守りすることに…

定年京都移住2-88_谷崎文学

10月のNHK100分de名著は谷崎潤一郎スペシャル、「痴人の愛」「吉野葛」「春琴抄」「陰翳礼讃」を作家で法政大学教授の島田雅彦氏が解説した。 明治19年日本橋生まれ、東京帝大を退学した明治末期から昭和中期にかけ、耽美的な作品を数多く執筆し…

定年京都移住2-87_千夜一夜

10月のNHKラジオ深夜便で「五木寛之のラジオ千夜一夜」を聞いた。 先月米寿を迎えお元気な様子で、トークも冴えている。 法然、親鸞、蓮如と連なる「易行」の話しに興味を持ち、著書を読もうと検索したところ、「親鸞」は全六巻の大作だったので、エッ…

定年京都移住2-86_王座戦

10月14日王座戦第五局で永瀬拓矢王座が久保利明九段を下し、3勝2敗で初防衛を果たした。 先月豊島将之竜王に叡王を奪われ、その前には棋聖と王位の挑戦者決定戦で藤井聡太二冠に敗れ、苦戦が続くなか王座を死守、タイトル通算3期で九段昇段も決めた。…

定年京都移住2-85_竜王戦

10月9日セルリアンタワー能楽堂で竜王戦が始まり、第一局は豊島将之竜王が僅か52手で羽生善治九段に勝利した。 竜王は棋界最大のタイトルで、羽生は19歳のとき初めて獲得し、48歳で敗れ無冠に落ちた縁がある。 50歳の羽生が七番勝負を制すれば、…

定年京都移住2-84_房総サイクリング

7、8年前になるが、養老渓谷や南房総の素朴な風景が好きで、よくビアンキミニベロを輪行袋に収め出掛けた。 アクセスは、横浜駅からバスで東京湾アクアラインを越え、小湊鐵道や久留里線に乗り継いだり、久里浜港よりフェリーで金谷港に渡って、内房線の浜…

定年京都移住2-83_大島サイクリング

7月のNHKブラタモリで伊豆大島を取り上げていた。 8年前の秋にダホンスムースハウンドで走った風景を思い出す。 伊豆諸島のサイクリングは、高校生の時にベニックスランドナーで八丈島を一周して以来だった。 その時は竹芝桟橋から夜行の大型客船で向か…

定年京都移住2-82_しまなみ海道

今秋もNHKBSの火野正平「こころ旅」が四国を目指して道東をスタート、10年続くがお元気そうだ。 四国といえば、5年前の夏に走った「しまなみ海道」を思い出す。 輪行袋に収めたジャイアントエスケープを機内荷物に預け、広島空港からバスで三原駅へ…

定年京都移住2-81_王将戦

渡辺明王将への挑戦者決定リーグが9月22日始まった。 全員がタイトル経験者、上位から順に広瀬章人八段、豊島将之竜王・叡王、藤井棋聖・王位、羽生善治九段、永瀬拓矢王座、木村一基九段、佐藤天彦九段の総当たりだ。 昨年、藤井は勝てば挑戦権獲得、と…

定年京都移住2-80_モモ

8月のNHK100分de名著はミヒャエル・エンデ著「モモ」、京都大学河合俊雄教授が解説した。 著者は1929年生まれのドイツ人、南イタリア移住後の73年に「モモ」を、79年に「はてしない物語」を執筆した。 東京、京都などにも滞在し、日本人の…

定年京都移住2-79_最後の授業

7月のNHKBS「最後の授業」に立命館APU学長の出口治明氏が登場した。 この番組を見るのは昨年2月のみうらじゅんと物理学者の村上斉氏以来になる。 著書「還暦からの底力」と重なるところもあるが、若者への期待の言葉が多かった。 自分は偶然の出来…