HIROY’s diary

定年後の京都移住を計画中

定年京都移住2-21_裏千家

裏千家十六代家元千宗室のエッセイ「京都の路地まわり道」を読んだ。

ウェッジ月刊誌「ひととき」の連載をまとめたもので、同誌は新幹線グリーン車に配布されているらしい。

家元は昭和31年生まれ、先代と同じ同志社大学を卒業、17年前に宗室を襲名した。

表千家の茶室不審庵と奥に裏千家今日庵が並ぶ小川通を散策したが、静謐な空気感があった。

東隣りの日蓮宗大本山妙顕寺も落ち着いた雰囲気の大寺で、周辺には人形寺の宝鏡寺など寺院が多い。

千三家の一つ、武者小路千家官休庵は小川通を南に下り、今出川通を渡った先の武者小路通にあるそうだ。

エッセイには京の日常生活や趣味の風景写真が散りばめられホッとする。

その中に家元がサイクリングに凝っていた頃の体験談がある。

鷹峯の奥に入り込んだ時、急に息苦しくなり、身体が重く何かに捕まりそうな気がしたので後ずさりして離れたそうだ。

ブロンプトンで源光庵や光悦寺を回ったが、怖いもの見たさでその先にも行ってみたい。

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定年京都移住2-20_日本茶カフェ

月刊京都9月号の特集は「お茶と喫茶店」だった。

茶房竹聲、北川半兵衛、冬夏、カフェ・ドンバイスフェラ、ディーアンドデパートメント、茶寮翠泉、崇禅カフェ、抹茶館、上林春松、丸久小山園、福寿園など沢山の日本茶カフェが紹介されている。

抹茶はお寺を拝観したあとに頂くことが多い。

鎌倉の明月院浄妙寺報国寺などの抹茶席は庭を眺めながらゆっくり寛げる。

大抵お茶請けが付き、本来は食べ終えてから抹茶を頂くらしいが、喉がつかえるのでお茶と交互に食べてしまう。

数年前に自宅で抹茶を飲もうとお点前スターターセットを求め、裏千家作法の教科書も読んでみたが、最初に買った抹茶が尽きたところですっかり使わなくなった。

お茶のルールが面倒だったのと、自宅のテーブルで飲んでもイマイチな感じがしたからだ。                              

やはり落ち着いた所で玄人の点てる抹茶を頂くのが一番なので、好みの日本茶カフェを探してみたい。

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定年京都移住2-19_喫茶店ガイド

先日読んだ本に、二条城近くの喫茶店カプチーノとサンドウィッチがとても美味しく、移住するキッカケになったとある。

そんな運命的な店はどこなのだろう、と以前買った月刊京都の喫茶店特集号と朝日新聞出版の京都カフェガイド2016を読み直してみた。

二条城から堀川通りを渡るそうなので、南側のCLAMP  COFFEE  SARASAではないようだ。

SONGBIRD  COFFEEか喫茶マドラグあたりだろうか。

前者は「鳥の巣」をイメージしたカレーと、かもがわカフェや六曜珈琲店など4人の焙煎士から選べるコーヒーが人気で、ル・プチメックのパンを使ったサンドウィッチ も評価が高い。

プロダクトデザイナーの店主は家具や雑貨も販売し、店内はシンプルなインテリアで落ち着くらしい。

マドラグも伝説となった洋食屋「コロナ」の名物玉子サンドウィッチを伝承した有名店だ。

何れの店にもまだ訪れていないので、空いた時間を狙ってトライしたい。

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定年京都移住2-18_第二の人生

以前から気になっていた、岩波書店の寺谷篤志著「定年後京都で始めた第二の人生  小さな事起こしのすすめ」を読んだ。

著者は1948年生まれ、63歳で退職し鳥取の山村から縁もゆかりもない京都に移住した。

旅行中に二条城近くの喫茶店で美味しいカプチーノを飲んだことが人生を大きく変えたとある。

大病をされて雪深い田舎での生活が難しくなる心配もあったそうだ。

奥方の「京都に住もう」の言葉が心に響き、直感的に閃いたマンションを購入することに、といっても病院や買物などの利便性、地盤、規模、環境などはしっかり押さえている。

新参者が地域に溶け込むのは難しいが、小規模の新築であれば、入居者が共同体意識を持ってコミュニティを作り易い。

地元で長年に亘り村おこし事業を行なってきた経験を生かし、管理組合や自治会の場で精力的に活動する。

マンションを子供たちの故郷にする思いから企画したハロウィンやクリスマス会で住民の絆が深まった。

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定年京都移住2-17_定年バカ

SB新書の勢古浩爾著「続 定年バカ」を面白く読んだ。

帯に「生きがいが大事なんて大ウソ!」とあり、来月定年の身には見過ごせない。

著者は一回り先輩で退職後は人生論などを上梓している。

約20年前、重松清「定年ゴジラ」のヒットから団塊世代の定年後ライフが注目され、「蕎麦打ち男」が大量に発生したりした。

この世代は不安産業の格好のターゲットで、「定年本」は生き方的なものが多くなる。

充実した定年後=老後を過ごすためのお金、仕事、孤独、健康、生きがいなどの不安を煽り、対処する方法、成功例を提示するものだ。

著者はそれらを一刀両断にこき下ろし、自分の好きにすればよいと説く。

「人生100年時代」は今や枕詞だが、経済評論家山崎元氏の言を評価する。

曰く「これは金融業界が大好きな言葉で、寿命が長いのでお金が足りないですよ、という上品な言い回し」だそうだ。

もう一人は樹木希林、世間に阿らず、求めすぎない恬淡とした生き様は見事だと言う。

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定年京都移住2-16_定年デジタル

ワニブックスPLUS新書の吉越浩一郎著「リタイアライフが10倍楽しくなる  定年デジタル」を読んだ。

著者は一回り年長で、2006年トリンプ社長を退任、リタイア後は 1年の半分を日本、半分を奥方の故郷南フランスで過ごす羨ましい生活を送っている。

定年後は余生でなく本生だと言い、社長の頃より今の方がずっと楽しいそうだ。

この本はコミュニケーションツールとしてのスマホ、パソコンの使い方アドバイスが主題だが、どちらかというと2拠点生活の方に興味を持った。

以前からデュアルライフに憧れがあり、実践中の友人に聞いたところ、定期的に往来すると生活にリズム感が出るらしい。

分相応の質素な方法を検討してみたい。

定年本では、ベストセラーとなった中公新書の楠木新著「定年後  50歳からの生き方、終わり方」も参考になった。

著者は5歳先輩、大手生保で人事労務を経験した実務者らしく一々説得力がある。

人生の黄金期は60歳以降の8万時間、に励まされる。

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定年京都移住2-15_京都手帖

今年も光村推古書院の京都手帖2020を入手した。

暦には寺社の行事やお祭り、市などが網羅され、これ程多いのかと驚くほど、移住後の行動計画に活用すれば毎日忙しく楽しめそうだ。

今は竹笹堂の絵柄が入った暦を眺めて空想するだけだが、観光MAPや路線図、拝観データ、季節毎の名所、名産などの案内もあり、旅行ガイドとして役立っている。

軽量化されたこともあり、アナログだがこの手帖を持って京都市内を回遊する生活を送りたい。

祥伝社黄金文庫の小林由枝著「京都のいちねん  私の暮らしの約束事」にも二十四節気の歳時記が紹介されている。

著者は下鴨の町家で生まれ育ち、今も上京に住むイラストレーター、小さい頃は鴨川で泳いで遊んだとある。

睦月の上賀茂神社白馬奏覧神事から始まり、土用の丑のみたらし祭り、大晦日のおけら詣りまで、全頁に色鮮やかで京らしいイラストと生活のエッセイが織り込まれた、眺めるだけで楽しい大人の絵本だ。

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