定年京都移住2-76_藤井二冠
10日前の王位戦第四局で、藤井聡太棋聖は木村一基王位をストレートで破り、18歳1ヶ月の最年少記録で二冠達成と八段昇格を決めた。
これで棋界8大タイトルを渡辺明名人・棋王・王将、豊島将之竜王、永瀬拓矢叡王・王座と藤井棋聖・王位が分け合う4強時代になった。
順に36、30、28、18歳と若く、オジさんに厳しい勝負の世界を感じる。
渡辺はタイトル通算26期、7月藤井に棋聖を奪われたが、翌月豊島との名人戦を制した。
竜王戦では藤井を破った丸山忠久九段が、豊島への挑戦権を賭け羽生と三番勝負を戦う。
藤井は羽生の竜王最年少記録、19歳2ヶ月は突破できなかったが、タイトル99期の巨星にどこまで近づけるだろうか。
来月始まる王将リーグ初戦で二人は激突する。
タイトル獲得最年少記録を30年保持した屋敷伸之九段のタイトル数は3期、藤井の長い戦いはこれからだ。