2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧
三笠書房知的生きかた文庫の境野勝悟著「道元 禅の言葉」を読んだ。 著者は今年米寿の東洋思想研究家、駒澤大学大学院で禅学を修めた。 曹洞宗は道元を宗祖とし、寺院数約15千、臨済黄檗十五派の二倍の規模だ。 道元は臨済宗開祖栄西の歩んだ道を追って入…
NHK出版 学びのきほんシリーズ 藤田一照著「ブッダが教える愉快な生き方」を読んだ。 著者は東大大学院を中退して禅道場に入山得度、長く米国で座禅指導に従事した後、曹洞宗国際センター所長を務めた。 テーマは、仏教は難しい教えではなく、その学びを…
NHK出版 学びのきほんシリーズ 稲葉俊郎著「からだとこころの健康学」を読んだ。 著者は東京大学医学部付属病院で心臓を治療する循環器内科助教、まだ40歳とお若い。 臨床の現場を重ねるうち、健康とは病気のない状態、という西洋医学の発想に疑問を感…
NHK出版 学びのきほんシリーズ 松村圭一郎著「はみだしの人類学」を読んだ。 著者は1975年生まれの文化人類学者、京都大学大学院を修了し、岡山大学准教授を務める。 帯には「わたし」と「あなた」のつながりをとらえ直すとある。 個人と個人が対等で…
NHK出版 学びのきほんシリーズ 安田登著「役に立つ古典」を読んだ。 著者は1956年生まれ、高校教師から能楽師に転身、古典を学ぶ寺子屋遊学塾を全国で開催する。 本書では古事記、論語、おくのほそ道、中庸を取り上げる。 論語は紀元前500年頃、儒…
NHK出版 学びのきほんシリーズ 齋藤孝著「人生が面白くなる 学びのわざ」を読んだ。 著者は同世代の教育学者、著書も多くテレビでもお馴染みだ。 案内には教養を効果的に会得する最強メソッドとある。 時間を忘れ、我を忘れて没頭する体験を「フロー体験…
NHK出版 学びのきほんシリーズ 若松英輔著「考える教室 大人のための哲学入門」を読んだ。 著者は昨年10月の100分de名著で西田幾多郎「善の研究」を解説した批評家、随筆家である。 プラトン、デカルト、アレント、吉本隆明の著作を通じて哲学の考…
以前から宿坊に興味がある。 大抵は寺で朝の勤行に参加したり、座禅、写経などして、精進料理をいただくイメージだ。 ぴあMOOK「修行体験 & 宿坊」を読むと、修行の種類が多いことに驚く。 阿字観、護摩行、読経、瞑想、内観、断食、滝行、山駆け、尼僧、巫…
定年祝いも兼ね、今週末温泉旅行を計画していたが、不要不急であり早々にキャンセルした。 初めての伊香保を楽しみにしていたので残念だ。 群馬には有名温泉地が多いが、かなり前に万座と草津に行ったきりなので、これから四万、水上なども順に巡りたい。 温…
定年祝いも兼ね、先月末お花見旅行を計画していたが、不要不急であり早々にキャンセルした。 昨春は怪我のため断念したので、今年こそと思っていたがコロナでは仕方ない。 京都にはいつもJR東海ツアーズの50プラスを利用している。 今回のプランは往復の…
定年本はいろいろ目を通したが、中公新書の楠木新著「定年後」に一番納得感があった。 最新刊の姉妹書「定年後のお金」を読んだ。 著者は京都大学法学部卒、日本生命を5年前に定年退職した。 40代後半に長く休職し年収が半減した経験や、定年前後の方々へ…
先月末に定年退職した。 京都に移住するまでの数年間、引き続き今の職場で嘱託として働く予定だ。 卒業後同じ会社に38年勤めたが、今時は珍しいのかもしれない。 飽きやすい性格で、勤め上げるとは思わなかったが、四つの会社に出向し、都度リフレッシュで…
今シーズンはホームの横浜スタジアムにも当然足を運べていない。 衝撃的なタイガース藤浪選手らのコロナ感染ニュースもあり、4月24日の開幕は再び先送りされた。 ゴールドプラス会員のノルマ20試合以上観戦は今季可能だろうか。 小学生の頃は、ハマスタ…
来週神宮でヤクルト対広島戦を観る予定だったが、こちらも払い戻しになった。 明治神宮が所有する神宮球場は1926年築、外苑一帯の再開発が計画され、2031年完成の暁には新球場が秩父宮ラグビー場の跡地に移る。 高校生の頃から神宮に行くようになっ…
今週東京ドームで巨人対ヤクルト戦を観る予定だったが、開幕は4月24日を目途に延期された。 今年はベイスターズとスワローズに加え、ドーム戦のチケットを取るため宿敵ジャイアンツのファンクラブにも入っている。 小学生の頃は「巨人、大鵬、卵焼き」の…