HIROY’s diary

定年後の京都移住を計画中

定年京都移住2-91_寺社99

徳間書店タウンムック「生涯に一度は参詣したい  日本の歴史を変えた寺社  厳選99」を読んだ。

半分位の寺社に参詣していたが、あまり由緒を知らず訪れた先も多い。

京都へ移住する前に、東北地方の古社名刹を巡りたい。

ムックには、歴史順に出羽三山神社多賀城廃寺、中尊寺立石寺瑞巌寺が紹介されている。

何れも奥の細道松尾芭蕉が巡礼した地で、行程は仙台から多賀城、松島、平泉、山形、鶴岡の順となる。

平泉では源義経への鎮魂の句「夏草や兵どもが夢の跡」を、山寺と呼ばれる立石寺では「閑さや岩にしみ入る蝉の声」を詠んだ。

鶴岡市庄内町などに跨る出羽三山は、月山、湯殿山羽黒山を指し、羽黒山頂の出羽神社には三神合祭殿がある。

三山は山伏修行の地として知られ、霊山を駆け巡る三関三渡の行により、生まれ変わりを体験するという。

芭蕉は山伏の案内で三山を巡礼し、「雲の峰幾つ崩て月の山」や「涼しさやほの三か月の羽黒山」の句を残した。

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