HIROY’s diary

定年後の京都移住を計画中

住宅・生活・読書・ラジオ

定年京都移住3-43_はっぴいえんど

4月のNHKFM歌謡スクランブルで「はっぴいえんど」特集があった。 1970年初アルバムを出し、72年に活動停止した伝説のフォークロックバンド、メンバーは細野晴臣、大瀧詠一、松本隆、鈴木茂だ。 深夜放送を聴き始めた頃に解散したが、よく「風を…

定年京都移住3-42_夜のしおり

4月のNHKラジオ深夜便から、落合恵子さんの新コーナー「夜のしおり」が始まった。 第4土曜0時台にご自身の構成で語る40分、記された言葉、贈られた言葉、歌の中の言葉、がテーマだ。 流れる曲もアンチェインド・メロディや追憶など懐かしい。 20年…

定年京都移住3-41_論語と算盤

4月のNHK100分de名著は渋沢栄一著「論語と算盤」、作家で中国古典研究家の守屋淳氏が解説した。 著者は大河ドラマ「青天を衝け」の主人公、2024年には新1万円札の図柄になる。 テキスト表紙に「すべては『公益』のために。強欲な経済を否定し…

定年京都移住3-36_3連複

池田書店「競馬の教科書」を読んでも1〜3着の組合せ「3連複」は難しい。 人気馬が3頭いれば的中しそうだが、大抵1頭は別の馬が滑り込む。 その点、11月ジャパンカップの三冠馬揃い踏み、アーモンドアイ、コントレイル、デアリングタクトは素晴らしか…

定年京都移住3-35_1年契約

4月で会社生活40年目に入った。 昨年3月末に定年退職して2度目の有期雇用契約だ。 改正高年齢者雇用安定法が施行され、70歳定年制が定着すると、約半世紀働き続けることになる。 健康で働けることに感謝したいが、随分長いようにも思う。 今はリモー…

定年京都移住3-34_ミッドナイトトーク

4月からNHKラジオ深夜便第1週の人気コーナー「ミッドナイトトーク」の出演者が入れ替わった。 偶数月は順に、宮本亞門、仲道郁代、柳家喬太郎、栗原はるみ、石坂浩二、奇数月は竹下景子、錦織健、為末大、岩崎宏美、酒井順子、錚々たるメンバーのトーク…

定年京都移住3-33_ホトトギス

3月のNHKラジオ深夜便、ロバート・キャンベル「真夜中の本屋さん」で紹介された正岡子規「病牀六尺」と、弟子の高浜虚子選「子規句集」を読んだ。 「子規」はホトトギスの漢字表記で、俳号はホトトギスと読む。 「病牀六尺」は明治35年5月から9月ま…

定年京都移住3-32_真夜中の本屋さん

3月のNHKラジオ深夜便で、ロバート・キャンベル「真夜中の本屋さん」を聴いた。 日本文学研究者のキャンベルさんはニューヨーク市出身の63歳、柔らかい語り口でメディア出演も多く、同性愛者を公言しているらしい。 番組ではお薦めの本と曲を紹介する…

定年京都移住3-31_悲しみの秘儀

3月のNHK100分de名著「災害を考える」の若松英輔氏の言葉が心に残り、著書「悲しみの秘儀」を読んだ。 2015年日本経済新聞夕刊に連載されたエッセイをナナロク社が鮮やかな装丁で書籍化した。 著者は1968年糸魚川市生まれ、慶大仏文科を卒…

定年京都移住3-30_災害を考える

3月のNHK100分de名著は「災害を考える」ための4冊について、批評家で東京工業大学教授の若松英輔氏が解説する。 以前同番組で、西田幾多郎「善の研究」など担当した。 目次は ①寺田寅彦(1878〜1935)「天災と日本人」〜「自然」とのつながり ②柳…

定年京都移住3-25_自分ごとの政治学

NHK出版 学びのきほんシリーズ 中島岳志著「自分ごとの政治学」を読んだ。著者は今年46歳、東京工大教授で、100分de名著「ガンディー獄中からの手紙」など解説した。 目次は ①政治学の基本概念 ②政治の「考え方」とは ③「自分ごと」を過去に学ぶ ④…

定年京都移住3-24_人類の選択

NHK出版新書の佐藤優著「人類の選択 ポスト・コロナを世界史で解く」を読んだ。 帯には「トッド型」か「ハラリ型」か? とある。 エマニュエル・トッドはフランスの人類学者、ユヴァル・ノア・ハラリはイスラエルの歴史学者、ということだ。 目次は ①感染…

定年京都移住3-23_知的再武装

文春新書の池上彰・佐藤優著「知的再武装 60のヒント」を読んだ。 池上氏は今年71歳、佐藤氏より10歳年長だ。 帯に「45歳の折り返し地点」と「60歳の壁」をいかに乗り越えるか、とある。 45歳の方は今更仕方ないので、60歳のヒントを覚えてお…

定年京都移住3-22_JR上野駅公園口

2月のNHKラジオ深夜便で、柳美里さんの「南相馬便り」を聴いた。 東日本大震災から10年、柳さんが南相馬市小高区に転居して6年になるが、13日にまた福島県沖地震が発生した。 震度6の激しい揺れで家や店の中はメチャクチャになり、罹災証明も出た…

定年京都移住3-21_山カフェ

2月のNHKラジオ「石丸謙二郎の山カフェ」に吉田類さんが登場、「わたしの山岳放浪記」と題し30年の登山歴を披露した。 大雪山系旭岳の頂上でテントから頭を出し、一人満天の星を眺めながら飲むホットウイスキーは最高だという。 そもそも岩魚の渓流釣…

定年京都移住3-13_芥川賞飛ぶ教室

1月のNHKラジオ高橋源一郎の「飛ぶ教室」に、その2日前芥川賞を受賞した宇佐見りんさんが登場した。 高橋さんは宇佐見さん19歳のデビュー作「かか」から才能を認め、「推し、燃ゆ」が受賞することを見越して、11月に出演交渉をしていたそうだ。 ほ…

定年京都移住3-12_令和つれづれ草

1月のNHKラジオ深夜便で、稲垣えみ子さんの「令和つれづれ草」を聴いた。 元新聞記者のミニマムライフ、と紹介され、検索すると、朝日新聞論説委員、編集委員を経て5年前50歳で退職しフリーに、福島原発事故を契機に節電生活に入る、とある。 お話し…

定年京都移住3-11_資本論

1月のNHK100分de名著はカール・マルクス著「資本論」、大阪市大准教授の斎藤幸平氏が解説した。 「マル経」と聞くと社会主義国を連想し拒絶反応を起こすが、若手気鋭の経済思想家が今の世相に絡めて「資本主義の暴力性」にフォーカスする。 目次は …

定年京都移住3-10_コロナ特需

週刊東洋経済1月16日号の特集は「激動 マンション・住宅」〜 都心から郊外へ民族大移動は起きるのか、の見出しに引かれた。 最初の記事は「まさかのコロナ特需」、要因は ①「巣ごもり」開始で住居に不満 ②在庫少なく、売り手優位に ③価格上昇で購買層が限…

定年京都移住3-6_南相馬便り

12月のNHKラジオ深夜便で、柳美里さんの「南相馬便り」を聞いた。 第4金曜に桜井洋子アナが暮らしの様子など尋ねる。 今回は柳さんの本屋に併設するカフェの再開と、そこで働く母と息子の話しだった。 柳さんは1968年横浜市出身、96年に「フルハ…

定年京都移住3-5_人生戦略

12月のNHKラジオ深夜便アーカイブスで、佐藤優氏の「特選・明日へのことば〜私の還暦からの人生戦略」を聴いた。 元外務省主任分析官で作家の佐藤氏は、昨年1月還暦を迎えたそうで、1ヶ月違いの同学年と知った。 県立浦和高校に入学してすぐの夏休み…

定年京都移住3-3_新春飛ぶ教室

元日夜にNHKラジオ高橋源一郎の「飛ぶ教室」を聴いた。 高橋さんは古希を迎えたそうだ。 新春!初夢スペシャルとして放送時間を拡大し、作家で僧侶の瀬戸内寂聴さんとの対談があった。 京都嵯峨に寂庵を開いた寂聴さんは今年白寿、とてもお元気だ。 今は…

定年京都移住3-2_駅伝シーズン

全国高校駅伝が12月20日開催、コースは午前女子が ①西京極陸上競技場から五条通、西大路通を平野神社まで ②北大路通、堀川通、紫明通を烏丸鞍馬口で折り返し ③北大路通の船岡山 ④西大路通の下立売 ⑤競技場まで のハーフだ。 午後男子はマラソン距離、②烏…

定年京都移住3-1_ディスタンクシオン

12月のNHK100分de名著はフランスの社会学者ピエール・ブルデュー著「ディスタンクシオン」、立命館大学院教授の岸雅彦氏が解説した。 ディスタンクシオンは仏語で「区別」を意味する。 目次は ①私という社会 ②趣味という闘争 ③文化資本と階層 ④人…

定年京都移住2-108_21年予測

経済3誌の新年号で、2021年の予測記事を読み比べた。 見出しはダイヤモンド誌が「総予測」、日経ビジネス誌は「徹底予測」、プレジデント誌は「完全予測」で2021▶︎25と範囲が広い。 アフターコロナ時代と銘打ち、ワクチン接種の普及を前提に、緩…

定年京都移住2-107_競馬の教科書

馬券は闇雲に投票しても当たらないと分かったので、参考書を購入した。 この道50年の鈴木和幸著「競馬の教科書」だ。 まず馬券の種類から、単勝→1着を当てる、複勝→3着以内の1頭、馬連(馬複)→1・2着の組合せ、ワイド→1〜3着のうち2頭、3連複→1…

定年京都移住2-106_たのしい知識

朝日新書 高橋源一郎著「たのしい知識」〜ぼくらの天皇(憲法)・汝の隣人・コロナの時代〜を読んだ。 生涯で一番たくさん本を読んだのは、学生運動で逮捕され、東京拘置所にいた19歳の頃の7ヶ月、三畳の独房で12時間没頭したという。 なにを読んだかは…

定年京都移住2-105_ばんえい競馬

定年後の趣味の開拓、ということで3ヶ月程前から競馬を始めた。 インターネットでJRAや南関東地方競馬のライブ映像を見ながら、解説者の推奨を参考に投票する。 滅多に当たらないし、的中しても配当金が出資額を下回ったり、1着を当てても2着3着が外…

定年京都移住2-102_からだの講義

NHK出版 学びのきほんシリーズ 仲野徹著「からだと病気のしくみ講義」を読んだ。著者は大阪大学大学院医学研究科教授で今年63歳、関西弁で解説する。 講義の趣旨は、自己防衛として、最低限の体の仕組みは知っておいたほうがええんちゃいますか?という…

定年京都移住2-101_落語は処方箋

NHK出版 学びのきほんシリーズ 立川談慶著「落語はこころの処方箋」を読んだ。著者は今年55歳、26歳で脱サラ後立川談志師匠に入門、立川ワコールとして9年半前座を過ごし、二ツ目昇進を機に談慶に、40歳で真打となった。 出世は遅れたが、慶大卒初…