定年京都移住3-30_災害を考える
3月のNHK100分de名著は「災害を考える」ための4冊について、批評家で東京工業大学教授の若松英輔氏が解説する。
目次は ①寺田寅彦(1878〜1935)「天災と日本人」〜「自然」とのつながり ②柳田国男(1875〜1962)「先祖の話」〜「死者」とのつながり ③セネカ(B.C.4〜65)「生の短さ」〜「時」とのつながり ④池田晶子(1960〜2007)「14歳からの哲学」〜「自己」とのつながり となる。
キーワードは「つながり」、以前④を読んで美人哲学者のファンになった。
当時 "14歳 " ブームの先鞭を付けたベストセラーで、この本をきっかけに多くの著作に触れた。
働き盛りに癌で亡くなられショックを受けたことを覚えている。
ただエッセイでは、早く死後の世界で存在の謎を知りたい、ともあり、氏に限っては楽しんで観察しているのかもしれない。