定年京都移住3-12_令和つれづれ草
1月のNHKラジオ深夜便で、稲垣えみ子さんの「令和つれづれ草」を聴いた。
元新聞記者のミニマムライフ、と紹介され、検索すると、朝日新聞論説委員、編集委員を経て5年前50歳で退職しフリーに、福島原発事故を契機に節電生活に入る、とある。
お話しでは、狭い部屋に家電は明かり、ラジオ、パソコン、携帯だけ、電気代は毎月200円以下ということだ。
冷暖房が無いので夏と冬は辛いが、冬は小さい火鉢が最大の娯楽だという。
ガスも無く、カセットコンロで炭を焼くと危険なので、極寒のベランダで着火剤を使う。
火鉢に炭を立て円陣に並べるが、隊列を崩して火が消えぬよう、付きっ切りで世話するのが面白いらしい。
結局火鉢では暖まらず、鉄瓶でお湯を沸かし、湯たんぽに入れて暖を取るのだが、こういう身のピンチに幸せを感じるという。
不幸は楽しみの素、と笑う。
系統は違うが、BSTBS「ヒロシのぼっちキャンプ」で、ナイフを使って嬉しそうに火を起こす姿を思い出した。