HIROY’s diary

定年後の京都移住を計画中

定年京都移住3-38_名人戦

4月7日に名人戦七番勝負が始まり、「若き才能」斎藤慎太郎八段が「魔王」渡辺明三冠に先勝した。

2月に初参戦のA級リーグを制した斎藤は、奈良市出身の27歳、王座1期だ。

渡辺は立て続けの防衛戦で忙しい。

1月10日開幕の王将戦永瀬拓矢王座を4勝2敗で退け、3連覇を遂げた。

2月6日からの棋王戦では糸谷哲郎八段を3勝1敗で下し、9連覇を達成した。

糸谷は広島市出身で阪大大学院修了の32歳、竜王1期だ。

注目の藤井聡太二冠は1月末に高校を中退、翌月朝日杯オープン3度目の優勝を果たす。

準決勝の渡辺戦をアベマTVで観たが、AI評価値1:99からの逆転劇は見事だった。

来期B級1組を突破すればA級10名の仲間入り、史上最年少名人も現実味を帯びる。

就位記録は谷川浩司九段(引退後に十七世名人)の21歳2ヶ月、以下羽生善治九段(十九世)23歳8ヶ月、中原誠十六世名人24歳9ヶ月と続くが、十八世の森内俊之九段は31歳7ヶ月と遅咲きだった。

f:id:HIROY:20210423000545j:image