HIROY’s diary

定年後の京都移住を計画中

定年京都移住3-37_読む将棋

文春ムック「読む将棋2021」を読んだ。

文春オンラインの特集「観る将棋、読む将棋」をベースに再編集している。

表紙に"棋士が語る"藤井聡太と羽生世代 とあり、一章「藤井聡太と若き才能」では、泣き虫小学生の進化の過程を18人の棋士が証言する。

「若き才能」は、佐々木大地五段、西山朋佳女流三冠、斎藤慎太郎八段、広瀬章人八段、野原未蘭女流1級、都成竜馬六段、黒沢怜生五段の面々だ。

二章「羽生世代と見果てぬ夢 」は中高年棋士にフォーカスした。

羽生と誕生日が2日違いの藤井猛九段は50歳、竜王3期の強豪だが、イベントなどでは「もう一人の藤井です」と挨拶する。

奨励会同期の豊川孝弘七段は54歳、同飛車大学、両取りヘップバーンなど「将棋オヤジギャグ」連発の解説が人気だ。

現役棋士165人中、50代以上は44人、勝ち越しは僅か4人という。(2018年度)

20代が強さのピークと言われる棋界で、しぶとく生きるオジさん達を応援したい。

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