HIROY’s diary

定年後の京都移住を計画中

定年京都移住2-108_21年予測

経済3誌の新年号で、2021年の予測記事を読み比べた。

見出しはダイヤモンド誌が「総予測」、日経ビジネス誌は「徹底予測」、プレジデント誌は「完全予測」で2021▶︎25と範囲が広い。

アフターコロナ時代と銘打ち、ワクチン接種の普及を前提に、緩やかな回復基調の予測が多い。

ただ年末の感染拡大とイギリスなど変異種の出現もあって、期待通りに景気は戻るのだろうか、とも思う。

各国中央銀行による金融緩和の下支えと企業業績の回復期待を織り込み、株価は既に上昇しているが、実体経済との乖離を指摘する向きもある。

為替はあまり動かず、対ドル、ユーロとも10円前後の幅が多いようだ。

その中で、住宅・不動産分野は切り口の違いからか差があった。

プレジデントは「不動産大暴落」、ダイヤモンドは「下落は小幅にとどまる」「コロナで真っ二つ!天国と地獄」、日経ビジネスは「住宅は都市部の需要が底堅く推移する見通し」「限界不動産 新常態で暴かれる格差」など様々だ。

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定年京都移住2-107_競馬の教科書

馬券は闇雲に投票しても当たらないと分かったので、参考書を購入した。

この道50年の鈴木和幸著「競馬の教科書」だ。

まず馬券の種類から、単勝→1着を当てる、複勝→3着以内の1頭、馬連(馬複)→1・2着の組合せ、ワイド→1〜3着のうち2頭、3連複→1〜3着の組合せ、馬単→1・2着を順番に、3連単→1〜3着を順番に、馬番でなく枠番で買う枠連(枠複)、枠単もある。

次に馬券の選び方、単勝を買うコツはオッズ(払戻し倍率)の低い本命馬を外すこと、複勝は更に低配当なので、人気薄の穴馬狙いだ。

馬連の買い目の裏表を買うのが馬単、どちらを買うかは軸馬の信頼度によるが、人気が1頭に集中すると馬単馬連の配当差は小さくなるので、同じ予算で倍の金額が買える馬連で勝負、となる。

馬単で3頭をボックス(組合せ全て)買いすると6通り、馬連とワイドだと3通り、ワイドなら3通り全て的中の可能性がある。

配当は低めでも、的中を優先するならワイドが良さそうだが。。

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定年京都移住2-106_たのしい知識

朝日新書 高橋源一郎著「たのしい知識」〜ぼくらの天皇憲法)・汝の隣人・コロナの時代〜を読んだ。

生涯で一番たくさん本を読んだのは、学生運動で逮捕され、東京拘置所にいた19歳の頃の7ヶ月、三畳の独房で12時間没頭したという。

なにを読んだかは覚えていないが、今も本棚を探すと「私本閲読許可証」のラベルを貼った本が見つかるらしい。

高橋氏は、自分も学ぶ目的で小さな私塾を始めた。

コロナ禍で休止しているが、そこで使う教科書があるといいなと思い、この本が一冊目になったそうだ。

最初の章は「ぼくらの天皇憲法)なんだぜ」、項目には「日本国憲法アメリカ・フランス・ドイツ憲法との違いは?」「王様がいる国の憲法たちを読んでみよう」「ぼくたちの国の憲法は1条と9条でできている」など。

他の著書に「ぼくらの民主主義なんだぜ」という似た題名もあるので、そのシリーズと、競馬絡みの本も多いそうで、合わせて拝読したい。

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定年京都移住2-105_ばんえい競馬

定年後の趣味の開拓、ということで3ヶ月程前から競馬を始めた。

インターネットでJRAや南関東地方競馬のライブ映像を見ながら、解説者の推奨を参考に投票する。

滅多に当たらないし、的中しても配当金が出資額を下回ったり、1着を当てても2着3着が外れたり、利益を出すのは至難の業だ。

戦績、騎手、コース、距離、馬場、体重、血統も関係するとなると素人には奥が深すぎる。

少額でレース自体を楽しむレジャーと考えれば精神衛生上良いのだろう。

ネット投票では帯広競馬場の「ばんえい十勝」の中継もあった。

以前NHK新日本風土記で、騎手を乗せた鉄製のソリを引くばん馬が、障害物の小山を必死に越えていく姿を映していた。

ばん馬はサラブレッドの約2倍、1t近い体重で馬力がある。

200mの直線コース上で中休みしたり、2ヶ所ある山場をなかなか越えられなかったり、想定外の展開も多いようだ。

解説者の予想も難しそうで、投資成績はサッパリだが楽しませて頂いた。

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定年京都移住2-104_明王院

今月鎌倉の紅葉狩りに、建長寺半僧坊から十二所の五大堂明王院まで歩いた。

勝上獄展望台から鎌倉の街と相模湾を眺め、天園ハイキングコースの今泉台分岐より真言宗泉涌寺派覚園寺に下り、広い境内の紅葉を楽しんだ。

昼は大塔宮近くの蕎麦屋「鎌倉武士」で鴨せいろと柚子切り蕎麦を頂いたが、ご主人拘りの材料を使っているそうで、結構なお味だった。

臨済宗円覚寺派瑞泉寺の脇から再びハイキングコースに入り、ひと山越えて明王院に着いた。

源頼家の子公暁の実朝暗殺により頼朝の血統は途絶え、京より下向した四代将軍藤原(九条)頼経が建立した真言宗泉涌寺派の古刹だ。

御本尊は五大明王、鬼門除けの幕府祈願所として、不動明王大威徳明王軍荼利明王降三世明王金剛夜叉明王をお祀りし、毎月28日に開扉される。

冠木門から参道を進むと、茅葺の御堂が並び、古色蒼然の趣きがあった。

近くの時宗光触寺、十二所神社、朝夷奈切通や十二所果樹園にも足を延ばしたい。

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定年京都移住2-103_伊香保温泉

今月初めて伊香保を訪れた。

新幹線に乗れば比較的近いので、ペット同室可の宿を探し、ワンコを連れて行った。

高崎駅で途中下車して、散歩タイムを入れたのが良かったか、クレートの中で大人しくしていた。

上越線渋川駅まで約30分、バスに乗り継ぎ20分程で到着した。

榛名山中腹にあり標高約700m、河鹿橋の紅葉は散っていたが、北に上州連山の眺望が広がる。

温泉は鉄分を含む「黄金の湯」と無色の「白金の湯」があるそうだ。

宿は後者だったが、バスターミナルや有名な石段街から近く、散策に丁度良かった。

伊香保神社の参道として整備された御影石の石段は365段、店先を覗いたり岸権旅館の足湯に浸かったりして楽しい。

勝月堂の湯乃花饅頭は所謂温泉まんじゅうの発祥で、皮が「黄金の湯」の色だそうだ。

翌日は南にほど近い天台宗水澤観世音をお参りし、隣町吉岡町の落差72mある船尾滝ハイキング路を登り、旅の締めに名物水沢うどんを頂いた。

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定年京都移住2-102_からだの講義

NHK出版 学びのきほんシリーズ 仲野徹著「からだと病気のしくみ講義」を読んだ。
著者は大阪大学大学院医学研究科教授で今年63歳、関西弁で解説する。

講義の趣旨は、自己防衛として、最低限の体の仕組みは知っておいたほうがええんちゃいますか?というものだ。

人体には約37兆個、250〜300種類の細胞があり、それらが集まって心臓や脳などの器官が作られる。

同じ目的の機能を連携しておこなう器官をまとめて〇〇系と呼び、本書では血液系、循環器系、呼吸器系、消化器系を取り上げる。

体の隅々まで酸素や栄養分を運搬する血液系、それを滞りなく動かすのは循環器系、末梢へと運ばれる酸素は呼吸器系で取り込まれ、栄養は消化器系が消化して吸収し、血液系、循環器系を通じて運ばれる。

体の中は、いくつものシステム、器官、組織がつながって成り立っている。

よくこれだけ複雑なシステムが何十年も働くもんやなぁ、生きてるってすごいことやなぁ、と感心するという。

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