HIROY’s diary

定年後の京都移住を計画中

定年京都移住3-77_叡王戦

8月22日に名古屋東急ホテルで開催された叡王戦五番勝負第四局をアベマTVで観た。

藤井聡太2冠は豊島将之2冠に敗れ、2勝2敗とした。

棋聖、王位と合わせ史上最年少の3冠達成は持ち越されたが、過去の記録は羽生善治九段の22歳、恐るべき19歳だ。

藤井は永瀬拓矢王座と争う竜王戦挑戦者決定戦で先勝しており、30日の第二局に勝てば、豊島への挑戦が決まる。

並行する王位戦七番勝負も、藤井が豊島に3勝1敗とリーチ、叡王戦に続いて竜王戦七番勝負が加わると、同じ対決で十九番勝負となる。

それだけ両者の実力が突出している訳だが、対戦成績は当初藤井の6連敗から6勝9敗に戻してきた。

この勢いで叡王戦竜王戦を制すれば十代にして4冠達成、何れ8冠独占も見えてくる。

羽生が当時の全7冠を制覇したのは25歳の時だ。

最近放映される棋戦はAIの形勢評価値と最善手候補が示されるが、藤井の指す手はAIと同じ筋が多く、読みの深さと正確さが強さの理由といわれる。

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