定年京都移住1-17_東寺展
東京国立博物館の東寺特別展に行った。
上野公園はまだ桜の見頃で、平日の昼でもかなりの人だかりだった。
今回は、東寺講堂の立体曼荼羅21体のうち15体集結、が謳い文句だが、確かに壮観だ。
講堂で拝観する立体曼荼羅は、全体としての厳かさに圧倒されたが、間近で眺める如来坐像、菩薩坐像、明王立像、増長天立像、持国天立像、そして帝釈天騎象像はどれも神々しく、迫力も相当なものだ。
派手で動きのある天、明王に目が行き易いが、金剛四菩薩坐像の表情、腕の構えがそれぞれ美しく、安心感を与えてくれる。
東寺のスター、帝釈天騎象像だけは撮影可能で、いろいろな角度から撮ったが、興奮のあまり、公式フィギュアを初めて購入してしまった。
帰宅後すぐ自分の机の上に飾ったが、他の仏像フィギュアへの物欲が湧いてしまう。
特別展の期間(3月26日~6月2日)、東寺はどうなっているのだろうと心配になるが、宝物館などで特別公開を開催しているそうだ。