定年京都移住1-5_定期借家
3年前中古マンションを購入し、人様にお貸しするところまで漕ぎつけた。
5年間の定期借家契約が終了する時は61歳、移住するのにちょうど良い頃だと思っていたが、昨年11月、予想もしない中途解約の通知を受けた。
しかも約定により1ヶ月前予告なので、大急ぎで次の賃借人を探さないといけない。
前回の轍を踏まぬよう、何としても3月までに決めたかった。
慎重に募集条件を設定したところ、幸いすぐに次の賃借人が見つかり胸を撫で下ろした。
今回は契約期間を1年減らして4年の定借契約にしたが、いつまた解約になるかは分からない。
定借は契約の更新がなく、終了日は決まっているが、期間内の解約は可能だ。
4年後は63歳、夢の京都生活は少し先送りされたかもしれない。
解約になった賃借人も、新しい賃借人もともに新婚さんで、ご主人は大阪まで通勤するそうだ。
新生活を古都京都で始められるのは素敵なことで、羨ましい限りだ。