定年京都移住1-4_賃貸募集
京都で住まいを探し始めたのが51歳頃、結局小さい中古マンションを購入するまで5年かかった。
別荘にする余裕はないので、次のステップは移住する時まで賃貸に出して、家賃収入をローンの返済に充てることだ。
仲介会社に媒介を委託し、定期借家5年を条件に募集を開始したが、中々決まらない。
大家になるのは初めてのことで、価格付けを間違えた。
ローン返済、管理費、固定資産税などの保有経費を家賃収入で賄えるように設定したところ、相場と乖離していた。
定期借家は普通借に比べて制約があるうえタイミングも悪かった。
引き渡しを受けたのは1月下旬、多少の手直し工事をしたため、内見できるようになったのは2月中旬、賃貸需要の強い3月中旬までのゴールデンタイムは残り少なかった。
この時期に適正な賃料で募集するべきだったが、完全にタイミングを逸した。
結局、価格を大幅に下げ、契約に至ったのは6月下旬、引き渡しから5ヶ月も経過していた。