HIROY’s diary

定年後の京都移住を計画中

定年京都移住1-40_雑貨巡り

京都を歩く楽しみに雑貨品巡りがある。

高い物は買えないが、眺めるだけでも楽しい。

雑貨というより工芸品に近いが、有次の包丁、金網つじの豆腐すくい、開化堂の茶筒、内藤商店の棕櫚箒など、美しいし長く使えそうだ。

自分が使うものではないが、京都の逸品を欲しくなってしまう。

雑貨では宮川筋路地奥の裏具や、よーじやの小物はお土産にちょうど良い手軽さだ。

自分が使いたい物では一澤信三郎の帆布バッグがある。

昔から一澤帆布製のネームに憧れていて、京都初心者のころ勇んで東大路の店に向かった。

ところが、同じ通りの手前にあった喜一澤に入り、定番の手提げバッグを購入してしまった。

その時は気付かず、喜の旧字は新しいネームなのかと思っていたが、京都を訪れるうち、これは違うと分かった。

お家騒動によるもので、京都では珍しい話しではないらしい。

ただ品物はしっかりした作りで、十分満足している。

f:id:HIROY:20190925080401j:image

定食京都移住1-39_酒場巡り

京都を歩く楽しみに酒場巡りがある。

と言ってもあまり飲めないので、冷やかし程度だ。

居酒屋では赤垣屋、京阪三条近くのレトロな縄暖簾で、どの料理も驚くほど美味い。

17時の開店に遅れると暫く外で並ぶことになる。

京極スタンドも昭和の雰囲気がたまらない。

昼間から生ビールセットで一杯やって、新京極や寺町通りをブラブラしたくなる。

デーゲームの野球観戦もそうだが、明るいうちから飲むビールは至福だ。

そのうち鴨川ベンチの缶ビールが癖になりそうで怖い。

スタンド近くのキリンシティで飲む達人ブレンドも何故か美味しいし、黄桜カッパカンパニーの地ビール飲み比べセットも楽しかった。

京都はバーもいい、と聞く。

まだ数店にしか入っていないが、祇園NITIのカウンターでスモーキーロックを舐めていたら、隣席に舞妓さんと女将が休憩にやって来て呆気に取られたことがある。

こんな素敵な事件も京都ならではだ。

f:id:HIROY:20190923142458j:image

f:id:HIROY:20190925102510j:image

f:id:HIROY:20191008221804j:image

f:id:HIROY:20200215151629j:image

 

定年京都移住1-38_食事処巡り

京都を歩く楽しみに美味しい食事がある。

昼はリーズナブルで満足感の高い店が多い。

定番は、鳥岩楼の親子丼、ひさごの親子丼、おかるのカレーうどん、矢尾定の魚定食、グリル彌兵衛のハンバーグ、龍安寺西源院の湯豆腐、富川の漬物定食、笑福亭の木の葉丼、喜さ起の湯豆腐、第一旭のラーメン、新福菜館の中華麺、グリル冨久屋のフクヤライス、千登利亭の鯖寿司、廣川のうな重、などだ。

嵐山の廣川は長い行列が現す通り、ふんわりして溶けるような鰻だった。

夜の食事は値段が上がるので、定評があり、比較的手頃な店を選んでいる。

先斗町のあげ半、し乃、山とみ、祇園の和バルOKU、梅の井、石塀小路の豆ちゃ、今熊野のそば茶寮澤正、などだ。

澤正はそばぼうろの老舗で、近くにそば菓子処も営業している。

創作そば懐石は旬の食材を活かした繊細な味わいで、清水焼の器やアンティークの調度品も素敵だ。

昭和初期の迎賓館で贅沢な時間を過ごした。

f:id:HIROY:20190923144512j:image

f:id:HIROY:20190924230110j:image

f:id:HIROY:20190926205118j:image

定年京都移住1-37_漬物巡り

京都を歩く楽しみに漬け物やちりめん山椒などの銘店巡りがある。

京野菜が美味しいから漬け物の味も良いのだろうが、とてもいい塩梅だ。

定番は、赤尾屋本店、御池店、近為本店、五辻の昆布、京つけもの富川、西利、雲母漬老舗穂野出、村上重本店、大安本店、もり北野上七軒店、などだ。

有名な千枚漬本家大藤、土井志ば漬本舗、御すぐき處なり田本店にはまだ訪れていない。

京野菜のすぐきは希少で、千枚漬、しば漬と合わせ京都三大漬物と呼ばれているそうなので、ぜひ本場物を食したい。

漬け物の他に、ちりめん山椒やお麩、湯葉も好物だ。

鞍馬の京くらま林、宮川筋のチリメン山椒はれま、山椒ちりめんいづみ屋など、味付けは違うがどれも美味しい。

ご飯に載せてもツマミにしてもいい。

五条大橋近くの半兵衛麩本店は立派な店構えで、京麩や京ゆばを頂ける。

府庁前の麩嘉や錦市場にある麩房の生麩、湯波吉の京ゆばは何れも老舗の味わいだ。

f:id:HIROY:20190926080628j:image

f:id:HIROY:20191030090313j:image

定年京都移住1-36_甘味巡り

京都を歩く楽しみに甘味処や茶寮がある。

定番では、虎屋茶寮一条店、一保堂茶舗喫茶室嘉木、大極殿本舗六角店栖園、長五郎餅境内茶店、あぶり餅本家かざりや、一文字屋和舗、茶寮宝泉、加茂みたらし茶屋、ぎおん小森、祇園きなな本店、月ヶ瀬祇園いちむら、都路里高台寺店、かさぎ屋、叶匠寿庵哲学の径茶室棟、よーじやカフェ銀閣寺店、嵯峨野嵐山店、琴きき茶屋、喫茶花しるべ、平野屋、雨月茶屋、通圓本店、中村藤吉本店など。

特に印象に残る茶寮宝泉は、下鴨神社の北、北大路通りの少し南にあり、ブロンプトンで向かったが道に迷い込んだ。

その堂々とした門構えの店を発見して安堵し、立派なお屋敷の座敷で庭園を眺めながら、名物のわらび餅を頂く至福を味わった。

訪れたい店は、鍵善良房、茶菓円山、無碍山房、高台寺洛匠、吉祥菓寮祇園本店、然花抄院室町本店、茶ろんたわらや小川店、イクスカフェ嵐山本店、辻利兵衛京都宇治店など、楽しみだ。

f:id:HIROY:20190923145837j:image

f:id:HIROY:20190924230204j:image
f:id:HIROY:20190924230212j:image

f:id:HIROY:20191117090842j:image

f:id:HIROY:20191012093836j:image

定年京都移住1-35_カフェ巡り

京都を歩く楽しみに喫茶店巡りがある。

市内には個性的で素敵なカフェが多いので、人気店をピックアップして回り始めたが、まだ初心者だ。

定番クラシカルでは、イノダコーヒ本店、三条店、スマート珈琲店、フランソワ喫茶室、喫茶ソワレ、マエダコーヒー、クリケット進々堂大北門前、どの店も雰囲気があり、コーヒーセットを堪能した。

このカテゴリには、築地、静香、デザートカフェ長楽館、夢二カフェ五龍閣などある。

個性派では、茂庵、さらさ西陣が印象に残る。

茂庵は吉田山を登った一軒家で、建物の趣きと市街の眺望が良好、さらさ西陣も元藤ノ森温泉のレトロな唐破風とマジョリカタイル貼りの内装が魅力だ。

どちらも食事メニューが凝っていて美味しい。

訪れたい店は、鴨川沿いのエフィッシュ、ベグアウト、かわカフェ、新しめでは、ZEN CAFE、Kaikado Cafe、村上開進堂カフェ、移転したヴィオロンなど、楽しみだ。

f:id:HIROY:20190923124533j:image

f:id:HIROY:20190924230322j:image

定年京都移住1-34_深大寺

国宝彫刻物136件の内、関西圏以外には僅か7件、東京に2件、岩手、福島、神奈川、静岡、大分に各1件あるのみだ。

高徳院銅像阿弥陀如来坐像、通称鎌倉大仏は有名だが、県内にこの1件だけとは知らなかった。

奈良と京都にいかに集中しているか、歴史が違うということだ。

東京の2件は、大倉集古館の木像文殊菩薩騎象像と深大寺銅像釈迦如来倚像だが、深大寺には度々訪れている。

3年前、隣接する動物霊園で飼っていたウサギを火葬して頂いた。

それまでも参道の蕎麦屋に自転車で来ていたが、恥ずかしながら国宝仏の存在を知らなかった。

HPを拝見したところ2017年9月に指定されたそうだ。

飛鳥時代後期の白鳳三仏に称せられる銅像で、台座に腰掛けられた倚像のお姿は珍しい。

深大寺では令和改元を祝し、白鳳三仏の法隆寺夢違観音像と新薬師寺香薬師像の精巧なお身代わり像の展覧も始まった。

ブロンプトンで久しぶりに武蔵野方面を巡りたい。

f:id:HIROY:20190923155503j:image

f:id:HIROY:20191014120556j:image