定年京都移住1-34_深大寺
国宝彫刻物136件の内、関西圏以外には僅か7件、東京に2件、岩手、福島、神奈川、静岡、大分に各1件あるのみだ。
高徳院の銅像阿弥陀如来坐像、通称鎌倉大仏は有名だが、県内にこの1件だけとは知らなかった。
奈良と京都にいかに集中しているか、歴史が違うということだ。
東京の2件は、大倉集古館の木像文殊菩薩騎象像と深大寺の銅像釈迦如来倚像だが、深大寺には度々訪れている。
3年前、隣接する動物霊園で飼っていたウサギを火葬して頂いた。
それまでも参道の蕎麦屋に自転車で来ていたが、恥ずかしながら国宝仏の存在を知らなかった。
HPを拝見したところ2017年9月に指定されたそうだ。
飛鳥時代後期の白鳳三仏に称せられる銅像で、台座に腰掛けられた倚像のお姿は珍しい。
深大寺では令和改元を祝し、白鳳三仏の法隆寺夢違観音像と新薬師寺香薬師像の精巧なお身代わり像の展覧も始まった。
ブロンプトンで久しぶりに武蔵野方面を巡りたい。