定年京都移住3-80_ストレスのトリセツ
SALUS9月号の特集は「ストレスのトリセツ」、臨床心理士の伊藤絵美さんがガイドする。
Step1は「ストレスを知る」、脳がストレッサーをキャッチすると副腎皮質からストレスホルモンが放出され、その状態が長期にわたると、心拍数や血糖値の上昇、胃腸や心の不調を引き起こす。
Step2は「今の心の状態を知る」、ストレスを具体的に言語化することで、体やメンタルの不調がいち早く回復する。
Step3は「ストレスケアの基本」、書き出したストレッサーをすべて解決しようと思わない、開き直るのも立派なストレスケア、トラブルなどの要因を限定したり突き詰めたりしない。
ストレスに対処する意図的な行動を"コーピング"といい、認知的なものと行動的なものがある。
前者は、好きなものをイメージする、ぐるぐる連鎖する思考を手放す、人とのつながりを思う、取りあえず落ち着く、後者は、気晴らしになることをする、大きく深呼吸する、リラックスできることをする、など。