定年京都移住1-75_大津サイクリング
紅葉シーズン真っ盛りにブロンプトンで京都から滋賀へ向かった。
朝8時過ぎ京都駅に到着、ホテルに荷物を預け三条通りを東へ走る。
三条大橋を渡るとまさに東海道中、神宮道辺りから徐々に上り、蹴上を過ぎて山科区に入った。
御陵から琵琶湖疏水まで坂を上って安祥寺と毘沙門堂を参詣、疏水沿いに紅葉を楽しみながら進む。
山科駅から東に15分程走ると府県境、小関越えの旧道になり、荒れた道をやっとの思いで押して登った。
峠を下ると名刹三井寺の広大な境内がすぐ近く、300円払って有名な三井の晩鐘を撞かせて頂く。
667年、天智天皇は飛鳥から大津京に遷都したが、壬申の乱により僅か5年で廃都となった。
延暦寺に登るケーブル坂本駅入口を過ぎ、平安京の表鬼門日吉大社に着いた。
3千本のもみじに感嘆し、日吉、日枝、山王神社の総本宮としての格式、檜皮葺の本宮本殿の厳かな空気に身が引き締まる。