定年京都移住1-12_一戸建
京都市内の新築情報は意外と多い。
大規模分譲地は少なく、殆どが数棟のミニ開発で3階建が目立つ。
町家の区画割が残るためか、間口が狭く、奥行きのある敷地が特徴的で、隣棟間隔が狭くなるので、日照、通風は要チェックだ。
勿論、ご予算次第、物件次第ではある。
いわゆる高級住宅地は、下鴨アドレスや市営地下鉄烏丸線の北大路、北山、松ヶ崎駅周辺になるが、ご縁は無さそうだ。
御室や龍安寺など嵐電北野線沿線も価格帯はやや下がるが、建蔽・容積率が低い高級エリアになる。
一戸建てへの買い替えは、永住を視野にじっくり検討する必要がありそうだ。
探しているなかで京都らしい物件があった。
嵐電本線沿いだったが、土地は寺の借地のため権利金と建物代だけで購入できる。
毎月の地代は掛かるが、初期コストを抑えられるのは魅力だ。
もう一つは築100年近い町家の再生住宅、実際の生活面はさておき、京都らしい風情に憧れてしまう。