定年京都移住1-2＿ローン

何年か通ううち、これなら夫婦で住めそうかな、という中古マンションが京都駅の徒歩圏に見つかった。

市街中心部にある４０㎡～５０㎡の２ＤＫ、築１０年〜１５年で手頃な価格帯、の漠然と描いていた物件イメージに近かった。

新築物件も少し見たが、ファミリータイプは７０㎡位が多く、とても手が届かない。

中古物件には新築のような提携ローンがなく、自分で金融機関を探す必要があった。

しかも、将来の住処なので通常の住宅ローンは利用できず、セカンドハウス用か投資物件対象のローンになり、どちらもハードルが高い。

この物件を前提に東京と京都の金融機関に当たったが、セカンドハウスローンは金利が高めで、賃貸に出すことが原則禁止されていた。

投資ローンの方は賃貸アパート１棟向けが殆どで、小さい中古マンション１部屋に融資するところは少なかった。

ローンの検討をしているうちに、やっと見つけた物件は売れてしまった。