HIROY’s diary

定年後の京都移住を計画中

定年京都移住3-75_ぼくのお父さん

7月のNHKラジオ 高橋源一郎飛ぶ教室 「きょうのセンセイ」に芸人・マンガ家の矢部太郎氏が登場した。

矢部さんは44歳、「大家さんと僕」シリーズは累計120万部超の大ベストセラーだ。

教室で取り上げた新作「ぼくのお父さん」を読んだ。

お父さんは78歳、絵本作家だそうで、この本の感想に「あんな帽子は被ってない。理想の人みたいに描かないでよ。」と照れたらしい。

お父さんは姉と太郎が生まれてそれぞれノートを付けていた。

「太郎ノート」を読むと、お父さんの人生の中に自分が登場したこと、一人の人間として悩んで"お父さん"してたこと、が分かるという。

太郎の名前は、自分で ◯太郎にしてもいいようにと、仮に付けられたそうだ。

ただ本人は気に入っているという。

お父さんの「みんな一緒じゃつまらないんじゃない?」「大事なことは結果じゃなくて過程の中にある」「子どもは毎日未知のものと出会っている原始人なんだよ」の台詞がいい。

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