定年京都移住3-74_にっぽん百低山
7月のNHKラジオ深夜便「ないとガイド」のコーナーで、酒場詩人吉田類の「酒のある風景」を聴いた。
土佐の清流仁淀川で少年の頃よく遊んだこと、最近その上流にクラフトビールの醸造所ができたことなど紹介された。
類さんは72歳、全国の酒場を巡り、山にも登ってお元気だが、故郷の大自然の中で強靭な身体に鍛えられたという。
同じ週のNHKBSプレミアム「吉田類のにっぽん百低山」では、札幌にも仕事場を持つ類さんのホームマウンテン、藻岩山を案内した。
低山の定義は標高1500m以下だそうで、前の回は奥多摩の川苔山、その前は鋸山や大山など比較的身近な山だ。
標高531mの頂上まで1時間半、札幌の中心地にほど近いが、原生林の登山道はあまり知られておらず、同行した市在住の小橋亜紀さんも初めて歩いたそうだ。
これほど多様な植物と野鳥の住む生態系が都会に残っている例は珍しいという。
展望台からの眺望が素晴らしく、まずはロープウェイで上ってみたい。