HIROY’s diary

定年後の京都移住を計画中

定年京都移住2-21_路地まわり道

裏千家十六代家元千宗室のエッセイ「京都の路地まわり道」を読んだ。

ウェッジ月刊誌「ひととき」の連載をまとめたもので、同誌は新幹線グリーン車に配布されているらしい。

家元は昭和31年生まれ、先代と同じ同志社大を卒業、17年前に宗室を襲名した。

表千家の茶室不審庵と奥に裏千家今日庵が並ぶ小川通を散策したが、静謐な空気感があった。

東隣りの日蓮宗大本山妙顕寺や人形寺の宝鏡寺など、周辺は落ち着いた雰囲気の寺が多い。

千三家の一つ、武者小路千家官休庵は小川通を南に下り、今出川通を渡った先の武者小路通にあるそうだ。

エッセイには京の日常生活や趣味の風景写真が散りばめられホッとする。

その中に家元がサイクリングに凝っていた頃の体験談がある。

鷹峯の奥に入り込んだ時、急に息苦しくなり、身体が重く何かに捕まりそうな気がしたので後ずさりして離れたそうだ。

以前ブロンプトンで源光庵や光悦寺を回ったが、怖いもの見たさでその先も行ってみたい。

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