定年京都移住3-44_おウチde俳句
定年後の趣味の開拓、ということで4月のNHK俳句を眺めた。
Eテレで25分、選者と司会者は週替わりだ。
第4週は初心者向け「NHK俳句部」、櫂未知子先生が顧問、塚地武雅が部長、いとうまい子が生徒役で、兼題は「草餅」だった。
たまたま1月に増刊号「歳時記食堂〜おいしい俳句いただきます」を見ていた。
女将の宇多喜代子先生と若女将の壇蜜、お客に古坂大魔王と「道草」の俳号を持つ辰巳琢郎が出演した。
衣被、秋刀魚、葡萄の句を取り上げ、「ひとつぶの葡萄や母に吸ふ力」という過去のNHK最高賞大賞の句が印象に残った。
参考書として、朝日出版社「夏井いつきのおウチde俳句」を読んだ。
著者は今年64歳、メディア出演も多く、NHK俳句の選者や紅白歌合戦の審査員を務めた。
家の中にだって俳句のタネはたくさんある!ことを実証する入門書と謳い、リビングからトイレまで身近な例を紹介する。
ただ本を読むのと実際に作るのは大違いで、俳句はなかなか難しそうだ。