HIROY’s diary

定年後の京都移住を計画中

定年京都移住2-48_60歳からの筋活

三笠書房知的生きかた文庫の久野譜也著「60歳からの筋活  一生歩ける・動ける体のつくり方」を読んだ。

著者は1962年生まれ、筑波大学大学院教授にして大学発のベンチャー「つくばウエルネスリサーチ」を起業、自治体などに健康増進プログラムを提供する。

筋活とは、筋トレ + 有酸素運動に加え、ストレッチや食事などの工夫を含めて筋肉を維持、強化する活動をいう。

筋肉は何歳になっても強化できる唯一のアンチエイジング器官だ。

何もしないと大腿四頭筋(太ももの前側)、大臀筋(お尻)、ハムストリング(太ももの裏側)など大きな筋肉から衰え始める。

これらに加え、大腰筋(インナーマッスル)と下腿三頭筋(ふくらはぎ)は二足歩行する上で重要な筋肉で、一生歩くためには、流行りの薪割スクワットなどで鍛える必要がある。

加齢による筋肉量の低下をサルコペニアといい、糖尿病や転倒、骨折、寝たきり、認知症のリスクに直結する。

豚肉などタンパク質の摂取にも留意したい。

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