定年京都移住2-43_将棋世界
定年後の趣味の開拓、ということで日本将棋連盟発行の月刊「将棋世界」5月号を買ってみた。
この類の雑誌は50年振り位だろうか。
小学生の頃は将棋部に入り、棒銀や鬼殺し戦法を覚えた。
中学や高校の昼休みに友人と指していたが、高学年になるほど敵わなくなり、負けるのが嫌でやめてしまった。
それでも日曜午前のNHK将棋番組は好きでたまに眺める。
アナログ時代から情報量が格段に増え、若いAIソフト世代の台頭が目覚ましい。
その中で、木村一基九段が46歳で初タイトルの王位獲得、48歳深浦康市九段のNHK杯初優勝は良いニュースだった。
タイトル戦とともに注目されるのが、奨励会三段リーグからプロ棋士四段への昇段だ。
厳しい闘いを突破した2名のうち、谷合廣紀四段は26歳の東大大学院生、今期ダメなら年齢制限で退会という背水の陣だった。
30名の三段リーグで同率次点に泣いたのが紅一点、西山朋花女流三冠だ。
慶大在学中の24歳、ぜひ史上初の女性プロ棋士になってほしい。