定年京都移住2-16_定年デジタル
ワニブックスPLUS新書の吉越浩一郎著「リタイアライフが10倍楽しくなる 定年デジタル」を読んだ。
著者は一回り年長で、2006年トリンプ社長を退任、リタイア後は 1年の半分を日本、半分を奥方の故郷南フランスで過ごす羨ましい生活を送っている。
定年後は余生でなく本生だと言い、社長の頃より今の方がずっと楽しいそうだ。
この本はコミュニケーションツールとしてのスマホ、パソコンの使い方アドバイスが主題だが、どちらかというと2拠点生活の方に興味を持った。
以前からデュアルライフに憧れがあり、実践中の友人に聞いたところ、定期的に往来すると生活にリズム感が出るらしい。
分相応の質素な方法を検討してみたい。
定年本では、ベストセラーとなった中公新書の楠木新著「定年後 50歳からの生き方、終わり方」も参考になった。
著者は5歳先輩、大手生保で人事労務を経験した実務者らしく一々説得力がある。
人生の黄金期は60歳以降の8万時間、に励まされる。