定年京都移住1-73_飛鳥巡り
近鉄飛鳥駅からレンタサイクルで橘寺、石舞台古墳、岡寺、飛鳥寺、甘樫丘、高松塚古墳、キトラ古墳と巡った。
飛鳥エリアは点在する太古の遺跡や寺院を回るのに自転車が便利だが、今回は天候不順のためブロンプトンを持ち込んでいない。
巨石を積み重ねた古墳は太古のロマンだが、VRゴーグルでその造り方がよく分かる。
飛鳥寺は6世紀末に蘇我馬子が建立した日本最古の本格寺院、止利仏師作の本尊釈迦如来坐像は飛鳥大仏と呼ばれ、こちらも最古の仏像だ。
寺の南には中大兄皇子と中臣鎌足が蘇我入鹿を討った「乙巳の変」の舞台、飛鳥宮跡がある。
甘樫丘展望台からは東に飛鳥宮跡を、北に香具山、耳成山、畝傍山に囲まれた藤原宮跡を望む。
この風景を聖徳太子も眺めたのかと思うと古代史の舞台に立ったようだ。
甘樫丘から南へ高松塚古墳に向かった。
50年近く昔に、鮮やかな壁画の記念切手を求めたことを想い出す。