HIROY’s diary

定年後の京都移住を計画中

定年京都移住1-64_禅づら

実業之日本社の清水さとし著「京都通になる100の雑学」を読んだ。

その中に禅風の特徴を表す「禅づら」の項がある。

京都五山別格の南禅寺は「武家づら」、第一位の天龍寺と第三位の建仁寺は「学問づら」、第ニ位の相国寺は「声明づら」、第四位の東福寺は「伽藍づら」、林下の大徳寺は「茶づら」、同じく妙心寺は「算盤づら」ということだ。

「算盤づら」だけ異質な感じがする。

妙心寺は節約に徹し、合理化した運営が特徴で、全国に3400もの末寺を持つ臨済宗最大の宗派になった。

別の項では東福寺の大伽藍を紹介している。

臥雲橋、通天橋から望む紅葉が素晴らしく、京都駅からも近いので、三十三間堂泉涌寺とセットにしてブロンプトンで度々訪れている。

奈良の東大寺興福寺から一字ずつ取った寺名からもスケールの大きさが伺えるが、東大寺盧遮那仏と同規模の釈迦仏像が本尊だったとは知らなかった。

明治14年12月の火災により、仏殿に鎮座していた木造大仏は焼失したというだ。

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