定年京都移住1-61_仏像と仏教
宝島社「知っておきたい仏像と仏教」を読むと日本仏教には13の宗派がある。
分類すると奈良仏教系の法相宗、華厳宗、律宗、密教系の天台宗、真言宗、浄土系の融通念佛宗、浄土宗、浄土真宗、時宗、法華系の日蓮宗、禅系の臨済宗、曹洞宗、黄檗宗になる。
京都の大本山では、延暦寺、東寺、智積院、仁和寺、泉涌寺、醍醐寺、大覚寺、知恩院、西本願寺、東本願寺、妙心寺、大徳寺、東福寺、建仁寺、相国寺、天龍寺、南禅寺などに参詣したが、宇治の萬福寺にはまだ訪れていない。
宗派によりご本尊も異なり、大日如来は真言宗、釈迦如来は天台宗、臨済宗、曹洞宗、黄檗宗、阿弥陀如来は浄土宗、浄土真宗、薬師如来は天台宗、真言宗に多いが、日本で最も多い仏像は阿弥陀如来ということだ。
阿弥陀如来がおさめる極楽浄土に至るには九つの段階があり、木津川市の浄瑠璃寺にはそれを現す九体阿弥陀如来坐像が安置される。
本堂に横一列に並んだ寄木造りの国宝仏は壮観で、ぜひ参拝したい。