定年京都移住1-50_京都案内本
「極上の京都」に出演した杉本節子さんは、杉本家10代目にして料理研究家、妹の歌子さんとの共著「0円から愉しむ京都案内」を読んだ。
55件のうち38件が千円以下、この本は「京の安くていいもの」の参考になる。
湯波半のぼたんゆば300円、七味屋本舗の山椒500円、厄除け伯牙山のちまき600円、杉本家住宅の一筆箋500円もある。
杉本家は山鉾「伯牙山」のお飾り場、京町家唯一の重要文化財で、庭園は名勝指定の大商家だが、質素な暮らし振りだったそうだ。
「船越栄一郎の京都案内」は、「京都の極み」でお馴染みの京コンシェルジュが、グルメを中心に季節の名所や土産品まで紹介する。
蕎麦、ラーメンや甘いもんパートもあるが、やはり高級店が多いので、「清水の舞台から飛び降りる覚悟の店リスト」に加えておく。
もう一冊、グレゴリ青山著「深ぼり京都散歩」は、味わいのあるマンガで京都人の穴場を案内する。
伏見水めぐり、知られざる山科、など周辺エリアのローカルネタが面白い。