HIROY’s diary

定年後の京都移住を計画中

定年京都移住1-33_国宝第1号

庭の京都、仏像の奈良、とよく聞く。

日本には国宝指定を受けた彫刻物が136件、その内75件が奈良、39件が京都にあるそうだ。

太秦広隆寺弥勒菩薩半跏像(宝冠弥勒)は、京都最古の寺の国宝第1号として有名だ。

片足を膝にのせ、片手を頬に当てて、微笑み思索する姿はしなやかで美しい。

霊宝殿には同じポーズの宝髻弥勒像(泣き弥勒)、不空羂索観音立像、千手観音立像、十二神将立像などの国宝も収蔵されている。

やや暗く落ち着いた雰囲気の館内にはソファがあり、いつまでも座って眺めていたくなる。

国宝第2号は神護寺薬師如来立像、第3号は三十三間堂の湛慶作千手観音坐像ということだ。

昭和26年に国宝彫刻物24件が指定されたが、京都から順に指定番号を付されたことが若い番号の理由で、件数は奈良の方が多かった。

京都に移住したら、和歌山5件、大阪5件、兵庫1件に滋賀4件を加えた、関西圏の国宝彫刻物129件を可能な限り巡りたい。

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