定年京都移住1-8_ブロンプトン
市内の物件を見て回るのに重宝したのが折り畳み自転車のブロンプトンだ。
輪行袋に収めれば、新幹線の座席足許に置けるので毎回持参した。
16インチ、内装3段、外装2段変速、平坦な市街地を走るには十分なスペックだ。
走り続けて疲れたり、天気が悪くなったら、輪行袋に入れて電車かタクシーでホテルまで戻ればよい。
折り畳むのに工具はいらないし、要領を掴めば5分と掛からない。
物件を見るために、輪行袋を担いで日帰り往復したこともある。
市街地は碁盤の目になっていて、マルタケエビスニオシオイケ〜、と縦の大通り名を覚えておけば大概の目的地に辿り着ける。
そして鴨川が南北に流れるので、縦移動は河川敷を上下すると気持ちがいいし、信号が無いぶん早く進む。
桂川も走り甲斐がある。
JR嵯峨野線の保津峡駅まで輪行袋を運び、渓谷沿いに奥嵯峨、嵐山、そして渡月橋を渡り、松尾大社、桂離宮へと下った。
京都とブロンプトンの相性は抜群だ。